ハロー。私の子宮頸がん ③
今日は午後から病院デーです。
今日は先生から時間をかけて話すらしいので、午前中は仕事しますが寒くてキッチンになかなか立てましぇん。
どんどんいきます。つづきぃぃぃい!!!!
初・MRIで、ドキドキのわくわくの私。
「下着を取ってくださいね~♪」
と看護師さん。
サッとカーテンを閉めるんやけど、もうなんか、更衣室ではなく
スーパージョッキーの熱湯コマーシャルの生着替えのよう。(昭和生まれだYO)
コンタクトもあかんかったような記憶です。
裸眼で用意されたTHE病院服を着た私。
前が見えないので、わくわくどころじゃねぇ。
マスクをした看護師さんに名前を呼ばれても、もはや私の裸眼では病院の通路でダレが呼んでるか分からんので、声のする方へ進んでいったら
「ちがう!こっち!!!」
と後ろの方から声が聞こえ、何度も検査室をスルーして歩いていく私とそのたびに叫ぶ看護師さん。
な に こ れw
もはやコントのような時間が過ぎて、やっと部屋に入って椅子に座ると
看護師さん「途中で腸の動きを止める薬入れるから注射しますね」
と。
聞いてへん。
注射はまじで聞いてへん。
何度も痛いか聞いてみるも
「少し痛いよ~」
と、私の信じないワードを言う看護師さん。
左腕に漫画のような注射が刺さった状態でMRIの順番を待つ私。
あの、朝の「MRI♪オラぁわっくわくすっぞ!!」の悟空バリの私が、完全に生気を失って椅子に座ってます。
そして、初MRI。
ドラマでみたことのある長細いトンネルに入ります。
私「はじめてなので、緊張してます」
と聞かれてもないけど、とりあえず言ってみた。
看護師さん達「もし、堪えれそうになかったらおっしゃってくださいね!!」
堪えられそうにない?
え。聞いてない。
「息をとめてね」
「ゆっくり息をしてね」
「音が止まったら大きく息をして整えて」
もう、今でもやけど覚えれへん。
なんせ、骨盤辺りが動かないようにしっかり固定されてて、重たいなにかを乗せてて、超絶緊張してました。
もう、息をどのタイミングでするかパニックなるぐらいデカすぎる音が鳴り響きます。
私「こわい!!!!!!!」
優しすぎる先生たちは、一度止めて回転ずしのレーンに乗っているかのような私にちゃんと説明してくれました。(ごめんね)
音が大きいとか、途中で薬を投与するとか、息をゆっくりするとかちゃんと聞いたけど、
全集中。浅めの呼吸。
を終始してた私。
「私は、虫になる」と言い聞かせました。
もし、これから初MRIをされる方がこのブログを見たとしたら、
まじでなんの参考にもならんので、しっかり先生たちの仰ることを聞いてください。
無事に終わって回転ずしのレーンの上に乗る寿司のような私は、立ち上がって部屋を出ようとするも浅めの呼吸のせいかフラフラしてたらしく、看護師さんに支えてもらいながら移動しました。
急死に一生です。
生還したんです。
そうなんです。
私は大袈裟なんですね。きっと。
MRIを待ってる間に、MRIが終わった人も見てるのに、みんなさっさと一人で歩いているのに。です。
ベンチで隣に座ってた私なんかより遥かに弱ってるおじいさんに
「若いのに大変でしたね~」
と声をかけてもらえました。
人生38年間(このときは37歳)まわりの人達が優しすぎてまじで有難い。
ということで。次回は
「MRIの結果発表~!!」
では働きます。
今日もみんながんばろうね。
じゃ。
追記
このブログは、私の体験談であり私の感じたことなので
「絶対こうだ!」とか「これ間違ってる!!」とか
そんなん考えずに、リラックスして、アロマなんか焚いちゃったりして、コーヒー飲みながら見るくらいでオッケーです。
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